コールマン 220D ツーマントルランタン 1948年B期製造

コールマンのビンテージツーマントルランタンで銀タンクの最終モデルになります。220系の歴史は古く、1920年代からアルファベット順にマイナーチェンジを繰り返して現代に至ります。一般的には"E"あたりから流通量が増え、市場でよく見かけるのは"F"、"H"、"J"や"K"あたりの60年代から80年代後半までのモデルでしょうか。グローブも当時のオリジナルであるパイレックスサンシャインマークになります。

220系を語るうえで外せないのが、第二次世界大戦時にミルスペックとして軍へ納品されていたモデルであること。オイルタンクの色がアーミーグリーンへ仕様変更され、より男臭くなります。そんな戦後間もないころのコールマン社から販売されていたツーマントルが220Dになります。

220系の"E"モデル以前は分解するのにかなり苦労します。機関部も分解部品が多く、組み立ても一苦労です。"H"モデル以降機関部は改良され、メンテナンスしやすいよう簡素化されています。今回の220Dは完全分解し、機関部もブラス(真鍮)、スティール部分もすべて磨き済みです(製造後72年経つ商品なので素材上の限界はあります)。

当ショップではすべてのランタンを完全分解し、オイルタンクと機関部の結合部にはガスケットシールでエア漏れを防ぐ加工を施しております。燃焼を保証するものではありませんが、お手元に届く際に安定的に燃焼するようメンテナンスを心掛けております。

《年代》
1948年製造

《商品内訳》
本体

《状態》
経年、保管時に伴うキズ、ヨゴレ、サビ、ペイントロスなどあります。
※詳細は画像にてご確認ください。
※完全分解清掃をしておりますが、年代物のため商品がお手元に届く際に燃焼するかは保証できません。ある程度メンテナンス出来る方を対象に販売させていただきます。
※ご不明な点はご質問ください。