コールマン クイックライト CQ ビンテージ テーブルランプ アンバーシェード フロストガラス 完全分解清掃 点火良好 鏡面仕上げ シルバータンク
コールマン クイックライト ビンテージ テーブルランプ
ビンテージキャンプ、永遠の定番品であるクイックライト。
製造は1916年から1931年までの15年間。当時はすでに電気網が敷かれ始めていたが、一部の裕福な家庭、または一般家庭でも1階部分のみなど限られた範囲での整備であったため、通常の生活ではガソリンを使用したテーブルランプが主流だったようです。
"PATENTED MAY 13. 1919"
よく1919年製造と勘違いされていますが、あくまで特許取得が1919年の5月ということで製造は1916年から行われています。
今回はCQシルバータンクと、リプロダクトのアンバーシェードを組み合わせております。アンバーシェードでもフロストガラスの透け感がとても高級感があり、当ショップならではの組み合わせだと感じます。
テーブルランプ本体は分解後、磨きをかけてメンテナンスを施してあります。メッキタンクには鏡面仕上げをしてありきれいな状態です。1時間ほど点火確認してありますが、ちらつきもなく燃焼良好です。
人の外から周りを照らす、ランタン
人の集まる中心にある、テーブルランプ
同じ灯りでも、その場にいる人に違った印象を与えます。キャンプスタイルも変わってくるかもしれませんね。
テーブルランプを始めたいけど、今まで手が出なかった方にお勧めです。ある程度メンテナンスに慣れている方でないと扱いが難しいと思われがちですが、インスタグラム上に点火確認動画を掲載しますのでその通りに行っていただければ問題ありません。
テーブルランプはバリエーションが多すぎて何を選べばよいのか分からないと思いますが、今回は329モデルで世界的な流通としては比較的ベーシックなモデルになります。また、アンバーシェードに関しても昨今のキャンプシーンにマッチする色合いだと感じます。
しっかりと分解メンテナンスをしまして燃焼も安定しておりますので、安心してお使いいただけます。
《年代》
1910年代
1920年代
※年月刻印のないモデル
《商品内訳》
CQ クイックライト テーブルランプ
アンバー色ガラスシェード
《燃焼 》
すべて分解し、それぞれのメンテナンスをしっかり行いました。燃焼テストも行いましたが、問題なく点火しますので安心してお使いいただけます。
点火に関してですが、200Aなどのランタンとは少し異なります。プレヒートというひと手間が加わります。ざっくりとした手順は
①ホワイトガソリンをオイルタンクにそそぐ
②エアーポンプで加圧していく
③ライターでジェネレーターを熱し、気化させやすくする(プレヒート)
④プレヒートを行ったらバルブをひねり点火
③のプレヒートを行わないと、ジェネレーターから燃料の液垂れを起こしてしまい、点火と共に炎上します。裏ワザとして、炎上させながらジェネレーターをむりやりプレヒートまで持っていきそのまま点火させる、というのもありますが、全体的に煤だらけになりますし、炎上するとマントルが破けやすくなりますので、多少面倒でもプレヒートをすることをお勧めいたします。マントルを燃やしながらジェネレーターもプレヒートし、温まってきたらバルブを開くとそのままきれいに燃焼を始めます。ガストーチを近づけすぎるとマントルが炎の勢いで破けますので少し離しながらじっくりと熱してください。
当ショップのインスタグラム(@supervintagedepot2018)にて点火や消灯動画を掲載しております。テーブルランプはすべて同様の点火方法になりますので、ご確認いただければ幸いです。
《状態》
本体のオイルタンクですが、細かく見ますと小キズ、サビ、ヨゴレなどが多少あるものの全体的にキレイな状態です。すべて磨き済みです。フィラーキャップもサビ落としを行っていますが、ゴムパッキンを噛ませることで確実にエアー漏れを防いでいます。
バルブ部分のエアー漏れを防ぐパッキンですが、当時のものは糸状のものを巻き付けて隙間を塞ぐものですがグラファイトパッキンに交換済みなので安心です。
機関部に関しましてもすべて分解済みになります。サビ、煤、油汚れを除去し、クリーニング後に磨き済みです。ジェネレーターは当時物をお付けしますが、燃焼テスト時も問題なく点火しましたのでそのままにしてあります。燃焼が安定しているところを見ると、特にこのまま交換せずにお使いいただけると感じます。ジェネレーターの清掃ですが、クリーニングチップの付かないジェネレーターになりますので、定期的にジェネレーターを外してエアー噴出部の清掃をお勧めします。
シェードはアンバー色のフロストガラスシェードになります。リプロダクト品でして、細かく見ますと保管によるこまかなキズ、カケなどございますがご使用には問題ありません。ダイヤモンドやホブネイルなどの透過性の高いシェードではなく、フロストになっていますので、優しい灯りが全体に広がります。ダイヤモンドやホブネイルもいいですが、より柔らかくぼんやりしたランプが印象的です。
バルブから伸びるバーナーアッシーへの接続部のネジが欠損しています。なくても問題ありませんが、ホームセンターなどでも適合ネジを購入できます。また、黒のハンドル部が乾燥や湿気により縮んでいるため動きます。こちらもクイックライトによくある現象ですが、ご使用には問題ありません。おそらく革のような素材ですが、縮率に問題があったためなのか、40年代にはウッドハンドルに変更されています。この時代ならではの現象とも言えます。
※詳細は画像にてご確認ください。
※当ショップでは燃焼テストを行っていますが、年代物のため商品がお手元に届く際に燃焼するかは保証できません。ある程度メンテナンス出来る方、扱いに慣れた方を対象に販売させていただきます。
※ご不明な点は何でもご質問ください!
※送料・消費税込み
¥60,800
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※こちらの価格には消費税が含まれています。
※この商品は送料無料です。