コールマン 220C ツーマントルランタン 1945年5月製 リフレクター付き

220系でも個人的にもっとも好きなモデルです。グリーンタンクにイエローアテンションカード。
もう最高のカラーコンビネーションですね。

コールマンのビンテージツーマントルランタンでブラスタンクの最終モデルになります。220系の歴史は古く、1920年代からアルファベット順にマイナーチェンジを繰り返して現代に至ります。一般的には"E"あたりから流通量が増え、市場でよく見かけるのは"F"、"H"、"J"や"K"あたりの60年代から80年代後半までのモデルでしょうか。グローブも当時のオリジナルである"PYREX"になります。

220系を語るうえで外せないのが、第二次世界大戦時にミルスペックとして軍へ納品されていたモデルであること。オイルタンクの色がアーミーグリーンへ仕様変更され、より男臭くなります。そんな戦時中、戦後間もないころのコールマン社から販売されていた220が"C"モデルになります。ちょうど戦時中の金属類の使用制限があった頃のため、機関部はブラスと鉄が入り混じります。220はBあたりからDまで、機関部の素材がころころ変わりますので面白いですね。ちなみに220Cの中でも45年製造と46年製造ではタンク底面の表記に違いがあります。45年はまだBXを引きずっている表記ですが、46年から220Cが民間モデルに流用されたためUS表記がなくなります。

当ショップではすべてのランタンを完全分解し、オイルタンクと機関部の結合部にはガスケットシールでエア漏れを防ぐ加工を施しております。燃焼を保証するものではありませんが、お手元に届く際に安定的に燃焼するようメンテナンスを心掛けております。また点火確認をしていまして、その様子は順次当ショップのインスタグラム(@supervintagedepot2018)にて掲載しています。

そして今回はビンテージのウッドハンドルリフレクターとのセットになります。220B/C/D/Eまでのランタンに適合する純正品になります。リフレクターを使用するとランタンの灯りが一方向に集まるため、まるで懐中電灯のように使うことができます。夜間の水場移動、トイレなどにも重宝しますね。私も使っていますがリフレクターの存在を知らない方も多くて、夜に食器を洗いに水場へ行くときにこれを持っていくと目を惹きます。

《年代》
1945年5月製造

《商品内訳》
本体
ランタンリフレクター
オリジナルステッカー

《状態》
経年、保管時に伴うキズ、ヨゴレ、サビ、ペイントロスなどありますが、すべて分解しクリーニング済みです。また点火確認も無事終えていまして安定した燃焼を確認しています。
※詳細は画像にてご確認ください。
※完全分解清掃しておりますが、年代物のため商品がお手元に届く際に燃焼するかは保証できません。ある程度メンテナンス出来る方を対象に販売させていただきます。
※ご不明な点はご質問ください。