コールマン 143 ビンテージ テーブルランプ グリーンリブシェード

1938年から1941年まで約4年間製造されていたアメリカ製テーブルランプとグリーンシェードの組み合わせになります。

143という品番のテーブルランプですが、フォルムは134アメリカに酷似しています（しかも製造期間もほぼ同時期！）。パッと見は見分けがつきませんが機関部の作りはまったく異なります。134は一般的なテーブルランプ同様フューエルタンクとバルブがセパレートになっていてCQなどと同じ構造になっています。しかし143はランプというよりもランタンの構造になっていまして、長いフューエルチューブアッシーとエアーチューブがフューエルタンクから直接燃料を取り込む仕組みになっています。143の方が火力が小さい気がします（134と並べて燃焼したわけではないので定かではありませんが）。取り込むフューエルチューブアッシーが細いからでしょうか。

そしてシェードですが消灯時は濃い目のグリーンですが、点灯すると細かいリブが浮かび上がりきれいなエメラルドグリーンになります。ゴールドタンクとグリーンの組み合わせがなんとも言えないビンテージ感を醸し出しますね。

今回もタンク本体の塗料剥がし後にブラスタンクをゴールドに磨き上げています。またそれに伴いウッドハンドルの塗料も剥離しています。

シェードに関しまして、燃焼確認を2時間行いましたが、現状は割れなどの問題なく安定して燃焼します。ビンテージ品につき細かく見ますと小さなスレなどありますが、良い状態になります。143はバルブにクリーニングチップがついていますので火力を調整してシェードに負荷をかけないようにした方が長持ちします。

人の外から周りを照らす、ランタン
人の集まる中心にある、テーブルランプ

同じ灯りでも、その場にいる人に違った印象を与えます。
キャンプスタイルも変わってくるかもしれませんね。

《年代》
「？　８」
1938～41年製造 8月製造
アメリカ製
※タンク裏に年月刻印ありますが、片側しか読み取れません（1のような0のような…？）

《商品内訳》
143 アメリカ製 テーブルランプ本体
グリーンリブシェード

《燃焼 》
今回もすべて分解し、それぞれのメンテナンスをしっかり行いました。燃焼テストも行いましたが、問題なく点火しますので安心してお使いいただけます。当ショップのインスタグラムに燃焼確認動画を掲載していきますので、そちらでご確認ください。

《状態》
本体ファウントですが、細かく見ますと小キズ、サビ、ヨゴレなどが多少あるものの全体的にキレイな状態です。すべてクリーニング済みで鏡面仕上げ済みです。

機関部に関しましてもすべて分解済みになります。サビ、煤、油汚れを除去し、クリーニング後に磨き済みですが点火確認のため機関部に灼けが見られます。ジェネレーターは220/228/275用がつきます。。新品開封後、点火確認で1度使用しておりますが、問題なく点火しますのでこのまま交換せずにお使いいただけます。燃料はホワイトガソリンをご使用ください。

シェードはビンテージのグリーンリブになります。細かいスレ、ヨゴレなどありますが、全体的には良好な状態と思います。

※詳細は画像にてご確認ください。
※当ショップでは燃焼テストを行っていますが、年代物のため商品がお手元に届く際に燃焼するかは保証できません。ある程度メンテナンス出来る方、扱いに慣れた方を対象に販売させていただきます。
※ご不明な点は何でもご質問ください！
※送料・消費税込み