2019/10/19 16:42

こんにちは!


ブラックバンドに磨きをかけてメンテナンスが完了しました。

抜けがかなりありますが、経過を少しご紹介と共に多少のこだわりを。



もうすでにバルブアッシーが付いちゃってますが、、、汗

このちょっと前までは写真撮ろうと思ってなかったものでして。。


すべて分解して、真鍮部には磨きをかけていきます。



もちろんポンププランジャーもすべて外し、チェックバルブ、オイルタンク内のサビも見ます。

バルブアッシーとの結合部にはエアー漏れを防ぐためにガスケットシールを。

あと、オイルタンクはキズ防止のためワックス掛けもします。



フィラーキャップもエアー漏れがないように点検をし、ベースレストを装着。

ゴムパッキンは必要であれば交換します。

古びたゴムパッキンをほじくるの、結構好きなんです。



続いてバルブを接続。

こちらもグラファイトパッキンが劣化している場合は交換します。

ここも固着しちゃっていると強烈ですよね。



ポンププランジャーも組み立てて、エアーの噴出が正常かをチェック。

レザーポンプカップも同様に交換が必要かチェック。

チェックバルブも地味に磨きます。一切見えないんですが。。



バーナーアッシーを固定する前にジェネレーターを。

基本的にジェネレーターは新品との交換は致しません。

中を分解してすべての油汚れを除去し、通気をチェックします。

アスベストチューブに関しては、黒く変色している場合は交換します。

あくまでも見える部分はオリジナルにこだわっていきたいのです。



ようやくかっこついてきました。



バーナーキャップやUチューブを組み立てれば完成です。

後期のUチューブもいいですが、この年代のUチューブの方が色気がありますね。

曲線美にエロティシズムを見出します。


このあとに点火テストをして燃焼が安定しているようであれば無事にメンテナンス完了です。


機関部の真鍮ですが、あまり磨きすぎないようにしています。

たまにピッカピカ、ギンギンの機関部を見ますが、なんかランタンの中で真鍮部分だけが浮いているように見える。。


あくまでビンテージの雰囲気を残しつつ、とても年代物とは思えない安定した燃焼力。


そんなところを目指していきます。


ご不明な点はお気軽にご質問ください。

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