コールマン 220F ツーマントル ランタン

今回の220Fは入荷3台ありまして、最後の66年物になります。

220Fにはパテペン期とそうでないものがあります。1970年まではデカール下に"PATENTS PENDING"表記がありますが、71年製からは表記はなく、そのまま220Hの後期型にモデルチェンジします。

1964年から220Fの製造がはじまり、1973年まで約10年間続いたロングセラーモデルになります。220系ツーマントルも数多の改良、モデルチェンジをして220Fにたどり着きます。前期型としての最終形態を完成させた名モデルですね。

コールマンのビンテージツーマントルランタンの代表モデルと言えば、220系と228系ですが、ビッグハットと呼ばれる大型ツーマントルの228に対して、こちらの220の方が当時は一般的に流通していたようです。もっとも大きな理由としては積載に際してのコンパクトさと思われますが、ほぼ大きさの変わらないシングルマントルの代名詞200Aに対して、大光量が魅力的なメインランタンとしてツーマントルが人気を博しました。220の長い歴史の中ではアッシーが一新する後期モデルの一つ前、前期最終モデルになります。220Hからバルブアッシーが一体化します。ただベンチレーターは220Fから低い後期モデルになりまっす。アッシーを中心に前期後期を考えるのか、ベンチレーターの高低で前期後期を考えるのか、人によって異なるみたいですが、当ショップでは220～220Fまでを前期、220H～220Kまでを後期としています。

完全分解後、清掃、磨きをかけてメンテナンスをしており、エアーの噴出も良好です。

《年代》
1966年7月製造

《商品内訳》
本体・オリジナルステッカー

《状態》
保管時、経年によるサビ、キズ、ヨゴレがあります。点火テストの際には安定した燃焼を確認しています。
※詳細は画像にてご確認ください。
※完全分解清掃をしておりますが、年代物のため商品がお手元に届く際に燃焼するかは保証できません。ある程度メンテナンス出来る方を対象に販売させていただきます。
※消費税、送料すべて込みの金額になります。
※ご不明な点はご質問ください。