コールマン 220E ツーマントルランタン ガルウィングケース付き

1950年代の220Eが入荷しました。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この220Eは1951年の11月製造ロット！実は220Eの最初期ロットになります。220Dからモデルチェンジされて初年度初月製造ロットになります。今まで220Eもそれなりに取り扱ってきましたがほとんどが50年代後半から60年代前半までの製造ロットでした。50年代前半のアメリカはまさにベトナム戦争の準備期間（開戦は1955年）！これにより多額の資本が軍需に割かれるようになりコールマン220Eは1951年から製造しているものの、50年代前半の製造数はかなり少なくてあまり市場で見かけません。220Eの1950年代前半ロットは意外と希少なのです。

220Eからデカールが付きますが、フィラーキャップ下にあります。そして220Fからバルブの下に変更されます。デカール付き220のトライアル期でもあります。色は濃い目のグリーンで、ベンチレーターは前期型の高さのあるタイプになります。グローブはパイレックスの赤ロゴで、フレーム、機関部もサビの少ないキレイな一台です。

コールマンのビンテージツーマントルランタンの代表モデルと言えば、220系と228系ですが、ビッグハットと呼ばれる大型ツーマントルの228に対して、こちらの220の方が当時は一般的に流通していたようです。もっとも大きな理由としては積載に際してのコンパクトさと思われますが、ほぼ大きさの変わらないシングルマントルの代名詞200Aに対して、大光量が魅力的なメインランタンとしてツーマントルが人気を博しました。

今回は大変人気なガルウィングケース（パテペン後期型）とのセットになります。キャンプ場に持ち運ぶときは必ずケースとセットですよね。ただランタンはランタン、ケースはケースで用意するのは結構面倒です。今まであまりケースとのセットはしてきませんでしたがこれからはセット販売の方がお客様にとってやさしいのかもしれません。

完全分解後、清掃、磨きをかけてメンテナンスをしており、点火確認もしております。ちらつきもなく良好な状態です。当ショップのインスタグラム（@supervintagedepot2018）にて点火動画を掲載しています。お時間ある時にご確認ください。

《年代》
1951年11月製造

《商品内訳》
220E
ガルウィングケース（パテペン期）
オリジナルステッカー

《状態》
全体的にはツヤの残るキレイな状態です。デカール、フィラータンク、ベンチレーター、などダメージが少なく、美品と感じますが細かく見ますとペイントロス、サビ、ヨゴレなどあります。詳しくは画像にてご判断ください。本品もしっかり分解し、それぞれにクリーニングと磨きをかけてから組み直してます。バルブはエアー漏れを防ぐガスケットを噛ませてあります。グラファイトパッキン、フィラーキャップのゴムパッキンなど消耗品もすべて交換済みになります。点火確認もしておりまして安定した燃焼を確認しております。その様子はインスタグラム（@supervintagedepot2018）にて動画を投稿しておりますのでご確認ください。またガルウィングケースも外観、内装共に全体的に良品と感じます。ただケースの底蓋が欠品しています。収納の際にランタンが動くことはありませんがご留意ください。
※詳細は画像にてご確認ください。
※完全分解清掃をしておりますが、年代物のため商品がお手元に届く際に燃焼するかは保証できません。ある程度メンテナンス出来る方を対象に販売させていただきます。
※送料・消費税込み
※ご不明な点はご質問ください。